クロムハーツは世界的にも大人気
世界の有名セレブやインフルエンサーが好む、クロムハーツ。特に指輪の人気は凄まじく、SNSで少し検索するだけでもクロムハーツ指輪画像は多数ヒットします。
しかしクロムハーツに限っては、誕生から30年以上経ってもジュエリーブランドのトップを牛耳ってきました。指輪だけではなく、レザー製品・サングラス・家庭用品に至るまでカバー。いずれのアイテムも、遠目からでも「クロムハーツのアイテム」と分かるほど強いインパクトがあります。
クロムハーツの歴史
クロムハーツが登場したのは、1988年のこと。創業者と革業者の最強タッグによって、生まれました。ブランドが立ち上がった理由は、店に自分達が望んでいたアイテムがなかったから。「無いなら作ってしまえ」と生み出されたブランドこそが、クロムハーツだったのです。
後に、ジュエリー職人もブランド運営に携わるようになります。職人のブランド参加は大きなものになり、映画の衣装を手掛けるようになったのです。なお映画は大きくこけてしまい、レビューも散々なものに。しかし映画がきっかけとなり、有名ミュージシャンの衣装を手掛けるようになりました。有名ミュージシャンの影響力は凄まじく、たちまち大人気ジュエリーブランドへと成長します。
自分達が欲しい物を手にする
クロムハーツの成長は凄まじいものがありましたが、創業者本人はどこふく風状態。そもそも「自分達が欲しい物を手にするため」に作られたのが、クロムハーツです。利益を得るためにブランドを立ち上げた訳ではないのです。そんな創業者の態度に対して、冷たい視線を浴びてしまったこともありました。
でも「自分達が欲しい物を手にするため」という信念があったからこそ、唯一無二のアイテムを生み出したのも事実です。もし利益優先でブランドを立ち上げたとしたら、クロムハーツは今とは違った形になっていたことでしょう。今のような人気を得ることもなく、30年どころか5年もしない内に「過去のブランド」になっていたことと存じます。